AT&Tペブル・ビーチ・ナショナル・プロ-アマ   ★★1/2

2012年2月9日-2月12日、カリフォルニア州ペブル・ビーチ

スパイグラス・ヒルGC、モンテリー・ペニンシュラCC、ペブル・ビーチGL

3日目を終わって15アンダーで首位はチャーリー・ウィー。12アンダーにケン・デューク、そして11アンダーにタイガー・ウッズと9アンダーにフィル・ミッケルソンがいる。考えたらウッズは昨年は日程が重なったドバイの方に出ていたんだった。 9アンダーは他にケヴィン・ナー、ジャスティン・ジョンソン、ブレンドン・トッド、ハンター・メイハンがいるが、しかしウッズとミッケルソンが同組で優勝争いというのを見るのはどれくらい振りになるだろう。


しかし最終日は好調のミッケルソンと、打って変わってパットがまったく入らないウッズで明暗を分けた。ミッケルソンは最初の6ホールを5アンダーで、前半苦しんだウィーをかわしてあっという間に首位。その後も10-20フィート程度のクラッチ・パットもほとんど沈め、誰にも並ばれることなくこの日ボギー・フリーの8アンダー64、文句なしのゴルフで追撃を振り切って通算17アンダーで勝った。


ウィーはその後持ち直したものの時遅く、結局最終日イーヴン・パー・プレイで15アンダーで2位、13アンダー3位にリッキー・バーンズ、12アンダー4位アーロン・バッデリー、11アンダー5位ナーとジョンソン、10アンダー7位パドレイグ・ハリントンとデューク、ウッズはこの日3オーヴァー75、通算8アンダーで15位タイまで後退した。ウッズは3フィート程度のパットをことごとく外していた。最終18番パー5でもドライヴァー、3ウッドの見事な2オンの後、3パットしてたんじゃ勝てんよなあ。スウィングを見ている限りじゃ、だいぶカンを取り戻してきているように見えるんだが。これでアブ・ダビに続き、いいところにいるかリードしていて最終日に崩れるという、昔のウッズからでは想像もできないゴルフが続く。








 
 
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