昨年に引き続きアロニミンクでの開催となったAT&Tナショナル、先々週のUSオープンの開催コースとなったコングレッショナルを使うわけではないようだ。来年には戻るのだろうか。


さてそのナショナル、3日目を終わって9アンダーで首位はニック・ワトニーとリッキー・ファウラー、8アンダーにK. J. チョイ、7アンダー、ウェブ・シンプソン、アダム・スコット、スティーヴ・マリノ、6アンダー、ジェフ・オヴァートン、ブライス・モールダー、クリス・カーク、クリス・ストラウド、チャーリー・ウィー、ビル・ハーズが続く。


最終日はファウラーがいきなり後退したために、ワトニーを後続が追う展開。最初オヴァートンがじりじりと差を詰め寄るが息切れ、代わって追い上げてきたのがチョイ。14番パー3でバーディを奪って二人は12アンダーで並ぶ。


しかしチョイは続く15番パー4でティ・ショットをラフに打ち込み、第2打はグリーンまで80フィートのバンカーへ。サンド・ショットはグリーンを僅かに越え、チップ・ショットは届かず、あれよあれよという間にダブル・ボギー6を叩き、これでほとんど勝負は決した。


ワトニーはこの日ボギー・フリーの4アンダー66で回り、通算13アンダーで、キャデラックに続いて今季2勝目。チョイが11アンダー2位、9アンダー3位にチャールズ・ハウエル3世、オヴァートン、スコット、8アンダー6位にロバート・アレンビーとストラウドが入った。








 

AT&Tナショナル   ★★1/2

2011年6月30日-7月3日、ペンシルヴァニア州ニュータウン・スクエア

アロニミンク・ゴルフ・クラブ

 
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