トーナメント主宰者のタイガー・ウッズが2日目終了時点で10アンダーで首位に立つも、ウッズは3日目はイーヴン・パー70とスコアを伸ばせず、3日目終了時点で10アンダーでウッズと並んで首位に立ったのは、昨年の覇者アンソニー・キム。9アンダー3位にマイケル・アレンとキャメロン・ベックマン8アンダー5位にジム・フューリックとロッド・パンプリングがいる。7アンダー7位にはルーカス・グローヴァーと、本当に最近調子がいい。


最終日キムは1番パー4でバーディを奪って単独首位に立つも5番パー4でボギーでちゃら、ウッズが続く6番パー4でバーディを奪ったことから今度はウッズが11アンダーで単独首位。キムはその後伸びず、代わって伸びてきたのはハンター・メイハンで、全米上位入賞者がやはり調子がいい。メイハンはこの日8アンダー62とダントツスコアで12アンダーまでスコアを伸ばし、ウッズと共に首位タイとなってレギュレイションを追え、後続を待つ。


しかしウッズは16番パー5で25フィートのバーディ・パットを入れて一人13アンダー。そのまま逃げ切ってツアー68勝目、並びに初めて自分が主宰するATTナショナルに勝った。むろんワールド・チャレンジならこれまでに何度も勝っているが、公式ツアーの自分がホストのトーナメントに勝つのはまた格別だろう。キムが9アンダーで3位、8アンダー4位にはブライス・モールダー、7アンダー5位にグローヴァーとブラント・スネデカーが入った。


ところでキムは3日目、NBCがATTナショナルの裏番組として録画で放送していたベスペイジでのセレブリティのチャリティ・ゴルフで、ジャスティン・ティンバーレイクのキャディとして登場してバッグを担いでいた。フレッド・カップルスはマイケル・ジョーダンのバッグを担いでおり、その二人が今回上位に絡んだ (カップルスは5アンダーで11位タイ。) ああいうのってたまにやるといい気分転換になったりするんだろう。








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AT&Tナショナル

2009年7月2日-7月5日   ★★★

メリーランド州ベセスダ、コングレッショナル・カントリー・クラブ

 
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