2017年9月17日に発表のあった第69回プライムタイム・エミー賞 (The 69th Annual Primetime Emmy Awards) 受賞者/番組と、私の予想成績と反省。
2017年9月17日に発表のあった第69回プライムタイム・エミー賞 (The 69th Annual Primetime Emmy Awards) 受賞者/番組と、私の予想成績と反省。
ドラマ助演男優 (Supporting Actor in a Drama Series)
私の予想は: ロン・シファス「ディス・イズ・アス」
受賞したのは: ジョン・リスゴー「ザ・クラウン」
本当に最初は外す。
コメディ助演女優 (Supporting Actress in a Comedy Series)
私の予想は: アナ・クラムスキー「ヴィープ」
受賞したのは: ケイト・マキノン「サタデイ・ナイト・ライヴ」
2年連続でクラムスキーを予想して2年連続でマキノンが来た。
リミテッド・シリーズ/TV映画助演女優 (Supporting Actress in a Limited Series or a Movie)
私の予想は: ミシェル・ファイファー「ザ・ウィザード・オブ・ライズ」
受賞したのは: ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ」
まったくわからなかったから。
ヴァラエティ・スケッチ・シリーズ (Variety Sketch Series)
私の予想は: 「サタデイ・ナイト・ライヴ」
受賞したのは: 「サタデイ・ナイト・ライヴ」
やっと一つ当たる。ほっ。
コメディ助演男優 (Supporting Actor in a Comedy Series)
私の予想は: アレック・ボールドウィン「サタデイ・ナイト・ライヴ」
受賞したのは: アレック・ボールドウィン「サタデイ・ナイト・ライヴ」
どうやら今年はSNLの年のようだ。
リミテッド・シリーズ/TV映画助演男優 (Supporting Actor in a Limited Series or a Movie)
私の予想は: マイケル・ケネス・ウィリアムズ「ザ・ナイト・オブ」
受賞したのは: アレグザンダー・スカースガード「ビッグ・リトル・ライズ」
確かにあの悪役は印象的だった。
ドラマ助演女優 (Supporting Actress in a Drama Series)
私の予想は: クリッシー・メッツ「ディス・イズ・アス」
受賞したのは: アン・ドウド「ザ・ハンドメイズ・テイル」
同様に悪役。印象に残る悪役は強い。
リアリティ・コンペティション (Reality-Competition Program)
私の予想は: 「アメリカン・ニンジャ・ウォリアー」
受賞したのは: 「ザ・ヴォイス」
「ニンジャ・ウォリアー」がとるまでしつこく行くしかないな。
ヴァラエティ・トーク・シリーズ (Variety Talk Series)
私の予想は: 「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」
受賞したのは: 「ラスト・ウィーク・トゥナイト・ウィズ・ジョン・オリヴァー」
オリヴァーはかなり買われている。
コメディ主演男優 (Lead Actor in a Comedy Series)
私の予想は: ドナルド・グローヴァー「アトランタ」
受賞したのは: ドナルド・グローヴァー「アトランタ」
こういう主要部門で当たるとほっとする。
コメディ主演女優 (Lead Actress in a Comedy Series)
私の予想は: ジュリア・ルイス-ドレイファス「ヴィープ」
受賞したのは: ジュリア・ルイス-ドレイファス「ヴィープ」
6年連続受賞というのはエミー史上初なんだそうだ。
コメディ (Comedy Series)
私の予想は: 「アトランタ」
受賞したのは: 「ヴィープ」
「アトランタ」、行けると思ったんだがなあ。
リミテッド・シリーズ/TV映画主演男優 (Lead Actor in a Limited Series or a Movie)
私の予想は: リズ・アーメッド「ザ・ナイト・オブ」
受賞したのは: リズ・アーメッド「ザ・ナイト・オブ」
ここは結構自信あった。
リミテッド・シリーズ/TV映画主演女優 (Lead Actress in a Limited Series or a Movie)
私の予想は: ジェシカ・ラング「フュード: ベット・アンド・ジョーン」
受賞したのは: ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ」
もしかして「ビッグ・リトル・ライズ」、私の予想以上に評価されている?
TV映画 (Television Movie)
私の予想は: 「ザ・ウィザード・オブ・ライズ」
受賞したのは: 「ブラック・ミラー: サン・フニペロ」
「サン・フニペロ」じゃなくて「サン・ジュニペロ」なんだな。
リミテッド・シリーズ (Limited Series)
私の予想は: 「ザ・ナイト・オブ」
受賞したのは: 「ビッグ・リトル・ライズ」
もう読み違えていたのはわかってた。
ドラマ主演男優 (Lead Actor in a Drama Series)
私の予想は: ボブ・オーデンカーク「ベター・コール・ソウル」
受賞したのは: スターリング・K・ブラウン「ディス・イズ・アス」
ダーク・ホースとは言ってるねえ。
ドラマ主演女優 (Lead Actress in a Drama Series)
私の予想は: エリザベス・モス「ザ・ハンドメイズ・テイル」
受賞したのは: エリザベス・モス「ザ・ハンドメイズ・テイル」
こういう、特に自信があったわけではないところで当たると嬉しい。
ドラマ (Drama Series)
私の予想は: 「ディス・イズ・アス」
受賞したのは: 「ザ・ハンドメイズ・テイル」
うーん、「ディス・イズ・アス」、来ると思ったんだが。
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9月17日以前に発表のあったマイナー部門の受賞予測。
ヴァラエティ・スペシャル (Variety Special)
私の予想は: 「スティーヴン・コルベアズ・ライヴ・エレクション・ナイト・デモクラシーズ・シリーズ・フィナーレ: フーズ・ゴーイング・トゥ・クリーン・アップ・ディス・シxト」
受賞したのは: 「ザ・レイト・レイト・ショウ・カープール・カラオケ・プライム・タイム・スペシャル」
まさか「カープール」が連覇するとは。
インフォマーシャル・シリーズ/スペシャル (Informational Series Or Special)
私の予想は: 「アンソニー・ボーデイン: パーツ・アンノウン」
受賞したのは: 「リア・レミニ: サイエントロジー・アンド・ジ・アフターマス
まったく意外。
アニメーション (Animated Program)
私の予想は: 「ボブズ・バーガーズ」
受賞したのは: 「ボブズ・バーガーズ」
2年連続まぐれ当たりでも、当たると嬉しい。
ドキュメンタリー/ノンフィクション・シリーズ (Documentary or Nonfiction Series)
私の予想は: 「ザ・キーパーズ」
受賞したのは: 「プラネット・アースII」
「キーパーズ」、来なかったのか。
ドキュメンタリー/ノンフィクション・スペシャル (Documentary or Nonfiction Special)
私の予想は: 「サーティーンス」
受賞したのは: 「サーティーンス」
今回100%の自信があった唯一の部門。
リアリティ・ショウ・ホスト (Host For A Reality Or Reality-Competition Program)
私の予想は: ハイディ・クルム、ティム・ガン「プロジェクト・ランウェイ」
受賞したのは: ルポール・チャールズ「ルポールズ・ドラグ・レース」
ルポールが連覇してしまった。
ストラクチャード・リアリティ・プログラム (Structured Reality Program)
私の予想は: 「シャーク・タンク」
受賞したのは: 「シャーク・タンク」
もうヴェテランだな。
アンストラクチャード・リアリティ・プログラム (Unstructured Reality Program)
私の予想は: 「ゲイケイション」
受賞したのは: 「ユナイテッド・シェイズ・オブ・アメリカ」
完全に読めなかった。
コメディ・ゲスト助演男優 (Guest Actor in a Comedy Series)
私の予想は: デイヴ・シャペル「サタデイ・ナイト・ライヴ」
受賞したのは: デイヴ・シャペル「サタデイ・ナイト・ライヴ」
来るものがあったからな。
コメディ・ゲスト助演女優 (Guest Actress in a Comedy Series)
私の予想は: メリッサ・マッカーシー「サタデイ・ナイト・ライヴ」
受賞したのは: メリッサ・マッカーシー「サタデイ・ナイト・ライヴ」
超笑わせてくれたから。
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総評 (反省と今後の対策)
今年は29部門予想して、当たったのは11部門。的中率3割8分と、去年よりはよかったが、やはり寂しい結果となった。でもまあ、3分の1以上の当たる確率は、当てにくいエミーではそんなに悪くないのでは、とちょっと自分で自分を慰めてみる。
今年の最大の敗因は、HBOの「ビッグ・リトル・ライズ」がここまで評価されていることを読み切れていなかったことが大きい。面白くなかったとは言わないが、個人的には同じHBOのミニシリーズでも、「ザ・ナイト・オブ」の方を断然推す。「ザ・ハンドメイズ・テイル」も予想以上の評価だった。
今年のホストは、これが初めてのスティーヴン・コルベア。アンチ・ドナルド・トランプの旗手とも言える存在で、昨年のジミー・キメル同様、トランプ・バッシングに走った。それでもまだ去年の方がトランプに対する風当たりが強かったように感じるのは、実際にトランプが大統領になるかもしれないという危機感が、昨年の今頃の方が充満していたからだろう。いくらなんでもトランプが大統領になるという可能性が万が一にもあるんだろうかと訝っていたのが、大昔のような気がしてしまう。
第69回プライムタイム・エミー賞結果発表