2015年9月20日に発表のあった第67回プライムタイム・エミー賞 (The 67th Annual Primetime Emmy Awards) 受賞番組と、私の予想成績と反省。





















コメディ・シリーズ助演女優


私の予想: アリソン・ジェニー

受賞したのは: アリソン・ジェニー


やっと初っ端に当てた‥‥最初から脱力。



コメディ・シリーズ助演男優


私の予想: タイタス・バージェス

受賞したのは: トニー・ヘイル


連続で当てるというのは虫がよすぎたか。



コメディ・シリーズ主演男優


私の予想: ジェフリー・タンバー

受賞したのは: ジェフリー・タンバー


今年はなかなか期待が持てそうだ。



コメディ・シリーズ主演女優


私の予想: エイミー・シューマー

受賞したのは: ジュリア・ルイス-ドレイファス 


ルイス-ドレイファスは本当に好かれてるな。



リアリティ/コンペティション・プログラム


私の予想: 「ジ・アメイジング・レース」

受賞したのは: 「ザ・ヴォイス」


昨年「ヴォイス」にして外したから今年はまた「アメイジング・レース」にしたのに。



リミテッド・シリーズ/TV映画助演女優


私の予想: レジーナ・キング

受賞したのは: レジーナ・キング


ベイツ、あり得るかもなと思った。



ミニシリーズ/TV映画助演男優


私の予想: マイケル・ケネス・ウィリアムズ

受賞したのは: ビル・マーレイ


そうだったか。



リミテッド・シリーズ/TV映画主演女優


私の予想: マギー・ジレンホール

受賞したのは: フランシス・マクドーマンド


まあ、文句はない。



リミテッド・シリーズ/TV映画主演男優


私の予想: デイヴィッド・オイエロヲ

受賞したのは: リチャード・ジェンキンス


「オリーヴ・キテリッジ」がここまで推されているとは思わなかった。



リミテッド・シリーズ


私の予想: 「ジ・オナラブル・ウーマン」 

受賞したのは: 「オリーヴ・キテリッジ」


ここまで来たら、こうなるのはわかっていた。



ヴァラエティ・スケッチ・シリーズ


私の予想: 「インサイド・エイミー・シューマー」

受賞したのは: 「インサイド・エイミー・シューマー」


投票締め切りがもうちょっと遅かったら、「キー&ピール」が番狂わせを起こしたかもしれない。



ヴァラエティ・トーク・シリーズ


私の予想: 「レイト・ショウ・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」

受賞したのは: 「ザ・デイリー・ショウ・ウィズ・ジョン・スチュワート」


「デイリー・ショウ」は来年もノミネートされる権利があるんじゃないのか? とすると来年また、と思ってたのに。



ドラマ・シリーズ助演女優


私の予想: ウゾ・アドゥバ

受賞したのは: ウゾ・アドゥバ


「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック」は、ドラマになってよかったのかも。



ドラマ・シリーズ助演男優


私の予想: ベン・メンデルスゾーン

受賞したのは: ピーター・ディンクレイジ


ここはまったくわからなかった。ディンクレイジ返り咲き。



ドラマ・シリーズ主演男優


私の予想: ジョン・ハム

受賞したのは: ジョン・ハム


ついに!



ドラマ・シリーズ主演女優


私の予想: タラジ・P・ヘンソン

受賞したのは: ヴィオラ・デイヴィス


かすってはいた。



コメディ・シリーズ


私の予想: 「ヴィープ」

受賞したのは: 「ヴィープ」


返り咲いたね。



ドラマ・シリーズ


私の予想: 「ハウス・オブ・カーズ」

受賞したのは: 「ゲーム・オブ・スローンズ」


ここももうちょいだったのに。

 

 

 

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9月20日以前に発表のあったマイナー部門の受賞予測。



TV映画


私の予想: 「ナイチンゲール」

受賞したのは: 「ベッシー」


TV映画が受賞式に登場しないようになったか‥‥ということはともかく、「ベッシー」だったか。



ストラクチャード・リアリティ・プログラム 


私の予想: 「シャーク・タンク」

受賞したのは: 「シャーク・タンク」


連覇。



アンストラクチャード・リアリティ・プログラム


私の予想: 「ネイキッド・アンド・アフレイド」

受賞したのは: 「ベーリング海の一攫千金」


「ベーリング海」は強いな。



リアリティ・ショウ・ホスト


私の予想: ジェイン・リンチ 

受賞したのは: ジェイン・リンチ


また来るかもと思ったらその通りになった。



ドキュメンタリー・ノンフィクション・スペシャル 


私の予想: 「シナトラ: オール・オア・ナッシング・アット・オール」

受賞したのは: 「ゴーイング・クリア: サイエントロジー・アンド・ザ・プリズン・オブ・ビリーフ」


まさかサイエントロジーだったよ‥‥



ドキュメンタリー/ノンフィクション・シリーズ 


私の予想: 「ルーズヴェルツ」

受賞したのは: 「ザ・ジンクス: ザ・ライフ・アンド・デス・オブ・ロバート・ダースト」


穴と言っておきながら意外。



アニメーション


私の予想: 「オーヴァー・ザ・ガーデン・ウォール」

受賞したのは: 「オーヴァー・ザ・ガーデン・ウォール」


おおおおお、この部門当てたのは久し振りか初めてか。



短編アニメーション


私の予想: 「アドヴェンチャー・タイム」 

受賞したのは: 「アドヴェンチャー・タイム」 


しかもこれまで。

 

 

 

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総評 (反省と今後の対策) 

 

昨年一昨年と不調だったが、今年はちょっと盛り返す。今年はこれまで軸となっていた「ブレイキング・バッド」がなかったのにこの結果は、我ながらなかなかと自画自賛。とはいえ26部門予想して11部門的中、勝率4割2分は、まだまだ向上の余地がある。


意外だったのが、HBOのミニシリーズ「オリーヴ・キテリッジ」と、ドラマ・シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の席捲。個人的には「キテリッジ」はサンダンスの「オナラブル・ウーマン」と賞を分け合ってもらいたかった。また、「スローンズ」も、そろそろブレイクしてもいい頃だとは思ったが、ここまで他を圧倒するとは思っていなかった。おかげで近年飛ぶ鳥を落とす勢いだったネットフリックスが霞んだ。


今年のホストは、昨年のセス・マイヤーズ同様、NBCの「サタデイ・ナイト・ライヴ (Saturday Night Live)」出身で、現在FOXで「ブルックリン・ナイン-ナイン (Brooklyn Nine-Nine)」主演中のアンディ・サンバーグ。ますます数が増え、多様化する番組を全部抑えきれず、バンカーにこもってTV漬けになるというオープニングのギャグ・スキットは、なかなか笑える悪くないでき。


ギャグというわけではないが最も印象的なコメントは、サンバーグがHBOのストリーミング・サーヴィスのHBOナウの自分のログイン・パスワードをばらしてしまったこと。実はこれ、ギャグではなく実際に有効なパスワードだったそうで、翌朝CBSの「ディス・モーニング (This Morning)」を見ていたら、ホストのゲイル・キングが、試したら本当にログインできたと言っていた。ただし、そうだったのかとその後私がトライした時には、既にログインできなくなっていた。たぶん何十万人かがこのパスワードで一斉にログインしようとしたに違いない。


と思っていたらさらにその翌日、ヴァラエティの記事によると、サンバーグのコメントはやはり口から出まかせで、そんなアカウントは端っからなかったそうだ。道理でemmyhost.comなんてのが本当にあるのかと思った。しかし中継を見ていたHBOスタッフが、洒落で超特急でそのアカウントを急拵えしてサンバーグのコメントを現実化した。一日だけのアカウントだったそうだが、しかし、HBOもなかなかやる。


プレゼンターで印象的だったのは、いったいプレゼンターが本当に受賞者の名を読み上げているか、もし自分がでっち上げても誰が確認するのか、と言いながら名が印刷されているカードの部分を千切って食べてしまったジミー・キメルと、どうせ誰が受賞しても翌日には皆忘れているよ、オレがここでこうやってトロフィーを持っている姿が映ったら、オレが何かとったと皆思うに違いないと、トロフィーと共に感激のポーズをとって見せたリッキー・ジャヴェイス。


しかし最も印象的だったのは、最後のプレゼンターとして現れた、トレイシー・モーガンだ。昨年交通事故で瀕死の重傷を負い、生死を彷徨って二度と立つことはかなわないだろうとまで言われたのを懸命のリハビリで復帰、ちゃんと自分の二本の足で歩いてステージに現れ、スタンディング・オヴェイションを受けた。この分だと近々のうちにまたTVで姿が見れそうだ。











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67回プライムタイム・エミー賞結果発表

 
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